VELOX-102

べロックス102 は研磨工程を全て自動化し、オペレータを研磨作業から解放します。さらに、低コスト、省スペースによりハードルの高かった全自動研磨機を誰でもどこでも使える装置に昇華させました。

研磨工程で大切な面出しを確実に行う為に、面出し専用の平面研磨ステーションを確保しました。この面出しが不十分だと、研磨結果にムラが出て再現性得られません。面出しの後、洗浄、荒研磨、仕上研磨へと進んで行きますが、これらの動作全てをプログラムで管理します。全ての作業を数値化することで、再現性が高くなるだけでなく、研磨不良の原因を見つけやすくなるというメリットもあります。

ご指定の試料をVELOX-102 で研磨し、お客様に評価して頂くことも出来ます。

VELOX-102  のベネフィット

• オペレータフリーと費用対効果

研磨工程は試料作製の工程の中で最も時間と手間が掛かります。「面出し」→「洗浄」→「番手交換」→「荒研磨」→「洗浄」→「番手交換」→ ・・・ →「仕上研磨」→「洗浄」とオペレーターの負荷は大きいです。この工程を全て自動化することが出来るのがべロックス102 です。自動化による生産性向上は、作業環境を一変させ多くの時間を生み出します。その時間は、人にしか出来ないアイデアの創造や仕事の質を向上させる効果があると言われています。

• ヒューマンエラーを無くし高い再現性を実現

研磨工程は多くの作業が入る為、人による誤差が生まれやすく再現性が低くなりやすい環境です。べロックス102では、人が関わる作業はホルダーに試料をセットする時だけです。それ以外は全て装置が行うので毎回同じ研磨が可能になります。バーコードでスキャンして自動でプログラムを読み出すことも出来るので、プログラムの読出しミスも防ぐことが出来ます。

• 最大６個のホルダーを１度に処理
  

ホルダー自動交換システム付のモデル（4509）では、ホルダーを6個セット出来るステーションが有り、自動でホルダーを交換する機能が有ります。べロックス102 は、スタートを1回押すだけで、最大6個のホルダーにセットされた試料を全て処理し収納します。

• 導入コストの安さ

全自動研磨の最大のネックとなるのが初期費用の高さです。全自動研磨機は、機能最優先でコストの優先順位が低くなりがちです。べロックス102の設計は、コストを最優先項目の一つと掲げ行われました。装置のデザインをシンプルでコンパクトにすることで筐体の強度を上げ材料費を下げました。以前のモデルでは、自社の消耗品を使わせる為だけに使われていた機構やセンサ類の一切を外し、無駄な機能とコストを削ぎ落しました。べロックス102 はメーカー中心でなく、お客様中心の装置にしたことでコストを下げ、消耗品を自由に選べる使い勝手の良い装置になりました。

• 安心の故障対応
  

全自動研磨機は、多くの機構から構成されており部品点数も他の研磨機に比べはるかに多いです。その為、全自動研磨機は他の試料研磨機に比べ故障率も上がってしまいます。しかし、全自動機は故障で止まってしまうと現場には多くの負担が掛かります。そこで、ハルツォク・ジャパンは全自動研磨機のVELOXにも２年保証を行います。さらに、故障が考えられる部品は在庫をストックし、即日対応も可能な体制を整えています。ハルツォク・ジャパンはアフターサービスの会社です。ご安心して装置をお使いください。